古い賃貸のアパートの一室を民宿としてリノベーションしました。
旅の拠点として使用される民宿には、旅の疲れを癒してもらえるような落ち着いた空間がいいのではないかと思い、派手な色合いなどは使用せず、木目とグレーで統一しました。
小さな部屋に宿泊人数が3人ということで、いかにデザイン的にベッドの存在感を消し、開放感のある空間にするかを課題として考えました。
そこでベッドは家具として置くのではなく、すぐ寝転がれる和室のようなイメージでフロアを一部持ち上げてダブルサイズのマットが敷けるようにしました。
また、2段目のベッドは、脚を付けず、手すりを額縁のような形にしてベッドには見えないデザインとしてインテリアの一部になるように考えました。
予算も限られていることから、扉、ベッド、家具、廻り縁など、フローリングとタイル以外は全てホームセンターで揃えることが出来る材料で揃え、
現場やレンタル工房で加工して製作しました。
ホームセンターで売っている木材で窓枠や家具を製作