愛媛県松山市にある小規模な教会の改装プランの設計、施工をさせていただきました。
改装のご要望は
・講壇部分の壁に装飾を貼りたいが、現在の壁では凹凸があり貼れないので新規で壁を立てたい。
・間仕切りをしていた壁を撤去して部屋を出来るだけ広くしたい。
・音響や映像などの配線ケーブルが煩雑になるためスッキリとしたい。
というものでした。
そこで、現地を確認してみると、構造の柱が右側に一本通っていたので、その柱と左右対称になるように左側にも柱を増設し、間接照明を入れることで教会の厳かな雰囲気を持たせることが出来ると感じました。
そうすることで、柱の中に配線を通してスッキリとさせることも出来ると思いその考えのもとプランを作成しました。
(模型を製作し壁や床のパターンを組み合わせて検討、ご提案しました)
木部は節のない杉を使用することで、自然の柔らかな雰囲気を持たせつつ、スッキリとした印象に仕上げ、教会としての品格を持たせるようにしました。
また、間接照明の袖壁となる巾広の杉板は、市内にある材木店にて地元の杉を選定して使用しました。
配線は全て天井の裏を通し、専用に設けた通信ブースの床下や壁を通して配線が極力見えないように配慮しました。
写真は事例ページに掲載していますのでよろしければご覧ください。